Pixel 7
2022/10/08
Google Pixel 7 Snow 128 GB(SIM フリー) 82,500円
Google Pixel 7 用 Case-Mate Tough Clear ケース 2,899円
到着予定
10月 24 - 10月 31
「Google Pixel 7」発表――ブレブレ写真も後から補正 - ケータイ Watch
価格は8万2500円(米国での価格は599ドル、約8万6800円)。
本体の大きさは155.6×73.2×8.7mm、重さは約197g。
ディスプレイは6.3インチ(FHD+、1080×2400)のOLED(有機EL)
メモリーは8GB(LPDDR5)、ストレージは128GBと256GBをラインアップ。
チップセットは、グーグルの新しいプロセッサー「Google Tensor G2/Titan M2」を搭載している。
バッテリー容量は4355mAh、スーパーバッテリーセーバーの利用で最長72時間駆動を実現するほか、約30分で50%充電できる急速充電機能に対応する。ワイヤレス充電は、Qi規格対応の充電器で最大12W、別売りの充電スタンド「Google Pixel Stand(第2世代)」では最大20Wでワイヤレス充電できる。
生体認証は、ディスプレイ内指紋センサーと顔認証をサポート。
FeliCa(おサイフケータイ)機能やIP68相当の防水防塵性能を備えている。
Wi-FiはWi-Fi 6に対応、SIMはnanoSIM+eSIMが利用できる。
【Hothotレビュー】「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」は性能や機能に優れているだけでなく、お財布にも優しいハイエンドスマホだった - PC Watch
生体認証機能は、いずれもディスプレイ内蔵型の指紋認証センサーと顔認証に対応。ただし、顔認証は2Dの前面カメラを利用するため、赤外線カメラを使った顔認証に比べると安全性に劣ることもあり、端末のロック解除にのみ利用でき、アプリのサインインや決済時の認証などには利用できない。
指紋認証センサーの認証速度や精度は、Pixel 6シリーズとほぼ同等と感じる。認証速度はまずまずといったところだが、超音波式センサーに比べると一瞬待たされる印象。認証に失敗することも利用中に何度かあったが、認証エリアにしっかり指を合わせれば、ほぼ問題なく認証できた。
顔認証は、室内はもちろん明るい屋外でもスピーディに認証できる印象。ただ、マスクを装着していると認証できない。また、薄暗い場所では問題なく認証できたが、深夜の街灯のない屋外など、かなり暗い場所では認証できない場合があったので、ある程度の明るさは必要そうだ。
コストパフォーマンスに優れるフラグシップスマホとして魅力的
今回は、試用機が発売前の評価機だったこともあり、ベンチマークテストは行なえなかった。また、短時間の試用だったこともあり、用意されている機能の全てを細かく試せてはいない。そのため、Pixel 6シリーズとの客観的な比較は難しいが、搭載アプリが非常にキビキビと動作するのはもちろん、機械学習を活用した各種機能も高速に動作することから、Tensor G2の性能はフラグシップモデルのSoCとして申し分ないものと感じる。
また、機能面で魅力を感じたのは、やはり機械学習関連機能だ。中でもカメラ関連機能は、従来よりも性能が向上しつつ、より短時間で利用できるようになっており、より便利に活用できるように進化している。そのほかの新機能も多く追加されており、さすが最新のフラグシップモデルといった印象だ。
気になる点としては、やはりサイズと重量だ。できれば、もう少し筐体を小さく軽くしたモデルも用意してもらいたいと強く感じる。それでも、機能面を考えると、サイズや重量を十分に補う魅力がある。
そして、なによりうれしいのが価格だ。2022年は円安が大きく進行したこともあって、Pixel 7シリーズもかなり高価になるのではないかと考えられていた。しかし実際の価格は、Pixel 7は128GBモデルが8万2,500円、256GBモデルが97,900円。Pixel 7 Proは128GBモデルが124,300円、256GBが139,700円と、思ったほど高くなかった。